トリノ五輪、アルペン種目で女子最初の種目となる女子滑降競技が行われ、ベテランのミカエラ・ドルフマイスターが念願の金メダルを獲得した。
ドルフマイスターは32歳、ワールドカップ種目別優勝、ワールドカップ総合優勝、世界選手権金メダルなど、数多くのタイトルを手にしてきていたが、オリンピックの金メダルだけは手にすることが出来ずにいた。しかし、このトリノで遂に夢を実現した形となる。なお、ドルフマイスターは今シーズン限りで現役生活を引退することを表明している。
2位にはトレーニングランから好調だったマルチナ・シルド(SUI)、3位は5種目メダル獲得を狙うアニャ・パーソン(SWE)が幸先の良いスタートを切った。同じく5種目メダル獲得を狙っていた、ヤニツァ・コスタリッチ(CRO)は、不整脈のために出場を取りやめた。
また、2日前のトレーニングで転倒し、ヘリコプターで病院に運ばれたリンゼイ・キルドゥ(USA)は、この日元気な姿でコースに登場。8位とメダルには届かなかったが、その復帰ぶりをアピールした。
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