トリノ五輪、女子スラロームがセストリエールで行われ、今大会ですでに2つの銅メダルを獲得しているアニャ・パーソン(SWE)が優勝。3つめのメダルを獲得した。
会場をサンスカシオからセストリエールに移した女子の競技、ナイターで行われたスラロームは、ワールドカップでの勢いがそのままリザルトに反映されることとなった。
もっとも勢いのあるパーソンは、やはり速かった。1本目に大きき差をつけると、悠々の逃げ切りで予想どおりの金メダルだった。また、スラロームで3連勝を果たし、今大会の複合スラロームでラップタイムを奪ったマルリス・シルト(AUT)も、3位と力を発揮して銅メダルを獲得。シルトと同世代でチーム内でのライバルであるニコレ・ホスプ(AUT)も2位と、その力をいかんなく発揮した。
今大会すでに2つのメダルを獲得している、女王ヤニツァ・コスタリッチは4位と惜しくもメダルを逃し、獲得メダル数を増やすことはできなかった。
なお、日本からは3選手が出場。星瑞枝(日本体育大)が27位、広井法代(アルビレックス新潟)が29位、関塚真実(チームJWSC)が38位と、それぞれ成績を残した。
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