3月3日、志賀高原・西館山スキー場では、全日本選手権・スラロームが行われ、オリンピック7位入賞の湯浅直樹(北海道東海大)が2本ともラップの貫禄勝ちで栄冠を手にした。なお、やはりオリンピック代表の佐々木明(ガーラ湯沢)は1本目失格、皆川賢太郎(アルビレックス新潟)と生田康宏(東京美装)は1本目途中棄権、また注目のイヴィツァ・コスタリッチ(CRO)は2本目失格、キリアン・アルブレヒド(AUT)は3位だった。
オリンピック組が合流して行われた全日本選手権のスラロームは、まさに役者そろい踏みという様相となった。しかし、「ガチンコ勝負」とはいかずに、1本目でオリンピック代表の3人があっけなく姿を消してしまい、ため息を誘った。
勝負はオリンピック代表の湯浅1人になったが、期待どおりぶっちぎりの1.66秒差での全日本制覇となった。
2位には、オリンピック代表漏れの岡田利修(天山リゾート)が意地を見せた。3位には注目のキリアン・アルブレヒドが入った。
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