3月4日、スロベニアのクラニスカゴラでワールドカップ男子スラロームが行なわれ、オーストリアのマリオ・マットが優勝。スラロームでは連勝、世界選手権の金メダルも含めると3連勝と、目下絶好調である。
2位にはベンジャミン・ライヒ(AUT)が続いた。ライヒは1本目はラップだったが、2本目に同僚のマットにかわされた。3位にイタリアのマンフレッド・モェルグが入った。モエルグも、復調したからかつての輝きを完全に取り戻しつつある。
スラロームも、種目別総合争いは大激戦だ。マット、ライヒ、というオーダーで最終戦へと向かうう。これまでトップの座にいた、新鋭イェンス・ビグマルク(SWE)は、遂にマットに逆転され、3位に後退。しかし、まだ僅かながらチャンスは残されている。
日本の佐々木明(グローバル)は7位に入賞。久しぶりの健在ぶりをアピールした。これで種目別22位に上昇し、最終戦行きの切符を手にした。
湯浅直樹(アルペン)は1本目43位で2本目には進めなかった。
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