3月14日、スイスのレッツェンハイデでワールドカップ最終戦となる男子滑降第10戦が行われ、アクセル・ルンド・スヴィンダル(NOR)が優勝。滑降での今季初優勝を挙げた。総合優勝争いを演じているスヴィンダルは、これでポイント2位に上昇。トップを走るベンジャミン・ライヒ(AUT)を猛追する格好となった。
2位には地元スイスのダニエル・アルブレヒト入った。アルブレヒトは技術系種目の実績しかなく、しかもワールドカップポイントでの滑降種目への出場権はなかったが、世界選手権金メダル枠で出場し、このチャンスをモノにした。古豪スイス復活を印象付けるレースとなった。
なお、種目別優勝は、このレースの前にディディエ・キュシュ(SUI)が決めている。2位はマルコ・ビュッヘル(SUI)と、滑降はベテラン勢の活躍が目立った。3位はカナダの新鋭、エリック・ガイという順だった。
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