3月15日、スイスのレッツェンハイデでワールドカップ最終戦となる女子スーパーG第7戦が行われ、スウェーデンのアニャ・パソョンが優勝した。世界選手権で大活躍したパーソンは、意外にもこれが今季ワールドカップでの初優勝となった。
種目別優勝をすでに決めていたレナーテ・ゲッチェル(AUT)はこのレースは途中棄権に終わった。一方、総合ポイントトップを走るマルリス・シルト(AUT)は、3位表彰台で、60ポイントの大量ポイントを獲得。この結果、ゲッチェルの総合優勝の可能性は、ほとんど消えた。
シルトのライバルとなるのは、2位のニコレ・ホスプ(AUT)と3位のジュリア・マンクーソ(USA)となるが、力関係で考えると、シルトが圧倒的に優位にあると言える。
なお種目別の表彰は、レナーテ・ゲッチェル、ニコレ・ホスプ、リンゼイ・キルドゥ(USA)の順だった。
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