3月17日にスイス・レッツンハイデレでワールドカップ男子大回転第5戦が行われ、ノルウェーのアクセル・ルンド・スヴィンダルが優勝。この最終戦シリーズに入ってこれで3戦全勝、大回転の種目別優勝獲得、さらには一挙に総合トップに躍り出ることとなった。
一方これまで総合トップの座を長期間守っていたベンジャミン・ライヒ(AUT)は痛恨の途中棄権。種目別優勝のタイトルも逆転で逃すという散々な結果に終わった。
スヴィンダルとライヒのポイント差は一気に広がり、97ポイント。スヴィンダルが俄然有利な展開となった。スヴィンダルは最終戦スラロームでポイントを獲得すれば(15位以内)初のクリスタルトロフィ獲得が決まる。途中棄権に終わっても、ライヒが優勝できなければ総合優勝獲得という形になる。
なお種目別ポイントは、1位スヴィンダル、2位マッシミリアーノ・ブラルドンネ(ITA)、3位ライヒの順だった。
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