06/07シーズンより4年間、Japan National Ski Teamのユニフォームは、フェニックスが担当することとなった。なお、フェニックスに決定した経緯は、全日本スキー連盟(SAJ)による入札となっている。
ナショナルチームの選手たちは、今後4年間フェニックスのアウターウェアを着用し、ワールドカップや各種国際大会を戦うことになる。2007年のスウェーデン・オーレでのアルペン世界選手権、札幌でのノルディック世界選手権、そして2010年バンクーバーオリンピックでも、フェニックスのウェアが選手たちの戦いを彩ることになる。
なお、フェニックスは、これまで長期にわたって、ノルウェーチームのオフィシャルサプライヤーとして活動してきており、その実績は折り紙付きだ。また、SAJ公式ユニフォームの製作は1991/92シーズンにも担当している。
SAJのユニフォームは、かつて(91年まで)は公式ユニフォームという概念が導入されており、「ある決まったデザイン」のウェアをメーカー別に制作して、それを契約選手に提供していた。つまり、同じデザインのウェアに自分のブランド名をいれる形で作っていた。
しかし、非効率かつ統一性のない状態は好ましくないということで、この制度は91年で終止符。1991/92シーズンからは、1年ごとに持ち回り(入札)で、1ウェアメーカーがユニフォームを担当することとなり、以降、フェニックス(91/92)、アシックス(92/93)、ミズノ(93/94)、デサント(94/95)、ゴールドウィン(95/96)、ゴールドウィン(96/97)、ロシニョール(97/98)、アシックス(98/99)と続き、以降2006年まではミズノが長期に渡ってナショナルチームのユニフォームを担当してきた。
久しぶりに“ミズノ以外”のウェアメーカーがJAPANのユニフォームを担当することとなり、チームに新しい“デザイン”が吹き込まれることが期待される。
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