前日の女子に引き続き、男子のワールドカップも開幕。フィンランドで初めての開催となる男子開幕戦スラロームは、前年の総合チャンピオン、ベンジャミン・ライヒ優勝。幸先の良い開幕となった。
優勝したライヒは、1本目、2本目ともにラップタイムの完全勝利。圧倒的な速さを開幕戦から見せ付けることとなった。2位にはマルクス・ラルソン(SWE)、3位には前年の種目別チャンピオンであるジョルジョ・ロッカ(ITA)が続いた。地元のフィンランドのカーレ・パランダーは11位と、振るわなかった。
日本からは3選手が出場。佐々木明(ティーシーエス)は1本目途中棄権、湯浅直樹(アルペン)は1本目に大きな失敗をして、2本目に進出できなかった。唯一、2本目に進出した皆川賢太郎(アルビレックス新潟)は、13位(1本目9位)と、まずまずのスタートとなった。
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