アジアシリーズ・韓国ラウンド第2戦となる、大回転が行われ、今シーズン彗星のように現れた、「弾丸スラローマー」ことテッド・リゲティ(USA)が、なんと大回転で優勝してしまった。
スラロームでの快走が目立っていたこともあって、大回転での成績はそれほど注目されてはいなかったが、この種目でも力のあることを発揮し、ワールドカップ初優勝を大回転でやってのけた。トリノ五輪では、コンビネーションで驚かせ、今度は大回転でも一発を披露。ピリッとしないボディ・ミラーに代わって、アメリカの新しいスターとなりつつある。現在まだ21歳、その底力は計り知れない。
2位には、大ベテランのフレデリック・ニイベルグ(SWE)が入った。21歳のリゲティ、36歳のニイベルグと、表彰台には対照的な2人が並んだことになる。また、ニイベルグと同タイムで、カーレ・パランダー(FIN)も2位に食い込んだ。
|