昨シーズンから新種目としてワールドカップに採用されている、「スーパーコンバインド」種目。滑降1本とスラローム1本の合計タイムで競われる。12月11日、バルディゼールで競技が行われ、前日の滑降で今季初勝利を挙げたミカエル・ヴァルヒホッファー(AUT)が連勝。タイムでは1位だったのはディディエ・デファーゴ(SUI)だったが、プレートの高さ違反で失格となった。
滑降のラップタイムを奪ったのは、カナダの新鋭エリック・ガイ、2位にはチェティル・アンドレ・オーモット(NOR)と続いた。
後半のスラロームで、スラロームが得意の選手が逆襲。スラロームもそつなくこなす、元ヨーロッパカップ・スラロームチャンピオンのヴァルヒホッハーが、滑降3位から逆転で優勝。追いすがるスラローマーたちを振り切った。
2位にはライナー・シェンフェルダー(AUT)、大回転に続き、この種目でも表彰台に立った。3位にはボディ・ミラー(USA)、4位オーモットと続いた。
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