ハーネンカムウィークの最終日となるこの日は、スラロームが行われ、ジャン・ピエール・ヴィダル(FRA)が、2002年以来の勝利を飾った。1本目ラップのヴィダルは、2本目もよくせめて逃げ切った。
ここまで開幕から5連勝していたイタリアのジョルジョ・ロッカは、ついに陥落。1本目の前半で大きなミスを犯し、2本目に進めず、連勝は5でストップした。
日本からは5選手がエントリー、皆川賢太郎(アルビレックス新潟)が12位、佐々木明(ガーラ湯沢)が14位でそれぞれ、ワールドカップポイントを獲得した。
佐々木明は1本目11位と、上位を狙うのに十分な位置につけたが、2本目に失速して14位。2本目、ゴール前のフラットな部分で溝にスキーを取られて、スピードが止まってしまった。「ゴーグルの選択をミスって良く見えなかった」と、自分のミスを嘆いた。(レポートby Mikio Futatsuka)
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