男子ワールドカップ・スラローム第3戦が、スロベニアのクラニスカゴラで行われ、ジョルジョ・ロッカが開幕3連勝を飾った。また、日本の湯浅直樹(北海道東海大)が、2本目にラップタイムを獲得して7位入賞を果たした。
1本目、ラップタイムは、またまた、3戦連続でベンジャミン・ライヒ(AUT)だった。しかし、今回も2本目で撃沈、最悪の結果(途中棄権)に終わった。1本目3位だったロッカが、安定感ある滑りで優勝となった。
2位にはベテラン、トーマス・グランディ(CAN)、3位には、売出し中のテッド・レジェティ(USA)が入った。
そして特筆すべきは、湯浅直樹だ。1本目、50番スタートから27位と2本目に残ると、2本目は4番スタートの好条件を活かして一気に上昇。終わってみれば2本目ラップで、20人抜きの7位。男子スラロームでは、岡部哲也(2位)、佐々木明(2位)、木村公宣(3位)、海和俊宏(5位)、児玉修(6位)、皆川賢太郎(6位)、市村政美(7位)の成績に続く成績である。
なお、佐々木明は14位(1本目14位)で貴重なポイントをゲット。一方、皆川賢太郎(アルビレックス新潟)は1本目途中棄権。岡田利修(天山リゾート)は48位、生田康宏(東京美装)は65位で2本目に進出できなかった。
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