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			 2月11日、オーレ世界選手権、男子滑降が行われ、ノルウェーの若きオールラウンダー、アクセル・ルンド・スヴィンダルが優勝した。スヴィンダルは、世界選手権・オリンピックを含めて初の金メダル獲得となる。 
 
 今回のレースも、やや番狂わせだった。スヴィンダルの金メダルは十分に予想できるものだったが、銀メダル、銅メダルを獲得した選手は、予想できなかったはずだ。 
 
 2位銀メダルにはカナダのジャン・ヒューデックが獲得した。1981年生まれの若手ダウンヒラーで、カナダはバンクーバーオリンピックのメダル候補を、また一人、出現させたことになる。 
 
 3位には、地元スウェーデンの大ベテラン、パトリック・イェルビンが入った。今シーズンは、ナショナルチームに残れないほど成績は下降気味だったが、この大舞台で見事に大爆発。今年38歳の大ベテランは、実に96年シェラネバダ世界選手権以来のメダルを獲得した。 
			 
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