いよいよ、4年に一度のスポーツの祭典、オリンピックが開幕しようとしている。その開会式をの前に、先陣を切って、男子滑降トレーニングが開始された。
アルペン会場となるセストリエールは、97年には世界選手権を開催しており、またワールドカップでも、スラロームを筆頭に何度も開催されている場所だ。そのため、初めてとコースではない選手も多い。心配された雪不足も解消され、最高のコンディションでのスタートとなった。
1回目のトレーニングは、ワールドカップでも好調のダロン・ラルベス(USA)がトップ、2〜4位はオーストリア勢が続いた。
オーストリアの選手にとって、このトレーニングは本番並みに重要だ。各国4人までしか出場できないため、公式トレーニングはチーム内の予選レースとなる。当落線上にいる選手は、本番出場に向けて最高の滑りを出さなければならない。
|